人生楽しい

非日常の日々

まぐろの町へ。ありがとう。

2023.11.23(勤労感謝の日)

 

ブログを書き始めて1か月。文章の才能なんてもちろんあるはずがなく、支離滅裂な自分の中の世界に浸ってただ脳死で書いているわけなのですが、周りの騒々しいというか、息苦しい世界から目を背け、一人の時間、パソコンに向かっている時間というのはやはりいいものです。決して楽しいというわけじゃないけれど、大切な時間、という感じ。

 

 

さて、僕を何回殺してきたか分からないきつい(中学生にしてきついなんて言っているようじゃこの先心配です)スケジュールに泳がされながら先日やっとたどり着いた祝日。世間の人々は勤労に感謝する余裕もないでしょう。親の金で生きて働いたことなんかない僕が言う権利はまずないですが、学生だって大変です。

 

 

父には感謝しています。仕事で疲れているというのに家族のことを考え、軽い旅行を計画してくれて、そして一から何まで全てやってくれる。金も車も出してくれる。好き、とは決して言えないですが、よく考えてみたら受験生の頃たたき起こされて、怒鳴られながら勉強してきた日々も、あの僕の頭をぶっ叩いてきたスプーンも、愛のムチと言えるんじゃないかな。(なんかいいこと書いているようですが、気持ち、そして相手に対する好き嫌いなんてコロコロ変わりますから信用ならないです。)

 

ちょっと古い建物にならありそうだけど、美しかったので、つい。

 

昨日もそんな父が車を出してくれました。もともとは京急に乗っていくつもりで、僕自身こんなベストなタイミング(エアポート急行という種別名廃止ということで鉄オタは騒がしくなっていた。らしい。)で京急に乗れるのか!?!?!?と大興奮していましたが、しかし家族のことを思うと、そしてわざわざ車を出そうかと大変なのに言ってくれる父の子とを思うととても嫌な顔はできません。ありがとう。

 

「金目鯛専門店 公海」、というお店。残念ながら食べられなかったがGoogle mapを確認しても店頭に干物が下げられている。三崎はまぐろが有名だがまぐろの店ばかり出店しても、ということで恐らく金目鯛も取り扱っているのだろう。建物の外観しか見ていないが、どうやら新しくできたお店のようだ。)

 

さて、上にさっきから出ている写真(まずは上から2枚)ですが三浦半島の油壷、シーボニアというところです。そこもまた小学校一年生くらいの頃、父に連れて行ってもらいました。僕は小学校低学年という年齢でヨットに乗らせてもらい、当時は何も理解していませんでしたがすごい体験をさせていただいていたものです。名前は伏せますが、とあるヨットを所有している知り合いの方がいて、その方とどう繋がったのかは知りませんが、ご厚意で僕も乗せてくれていたのでしょう。なんの役にも立たないクソガキでしたから今考えると本当にありがたいです。ぜひとも直接お会いして感謝を伝えたいものです。まあ、もう叶わない想いなのですが。。。

長年お会いできていませんでしたが先月亡くなってしまったそうです。ヨットも売ってしまい、もう恐らく乗ることはできないです。もう少し行っておけばよかった、、、、、、、、。もう後悔してもしょうがないです。

 

写真暗すぎ。確かにお店も暗めではあったけど。

 

次に「さくらや」というお店に行きました。思い出のお店ですが僕はあまり覚えていませんでした。三崎丼を注文。贅沢。言うまでもなく美味しかった。まぐろはとろみというかなんというか、やわらかく、ほろほろ、というか、ねちょ、、というといい感じはしませんが、とにかく、新鮮、というのを感じました。そりゃすぐそこが港ですからね。新鮮というのが大きな売りなのでしょう。かんぱちとあじ(恐らく)もとても美味しかった。どうでもよいところかもしれませんがごはんとお魚の間に海苔が大量にちりばめられているのが個人的にすごい好きでした。どうでもいいかもしれませんが。

他にもマグロのソースカツ?(最初は若干ぱさっとしていたが味はものすごくよくついていて、中の方はジューシーでとても柔らかかった。)やカキフライ(これだけは言える。今まで食ってきたカキフライで一番うまい。←よくTVで言われるセリフで「本当かよ」、とツッコみたくなるナンバー1だが本当にうまかった。濃厚で若干の苦みがこれまた最高。あったかいうちがおすすめ。)をいただき、大満足。

 

さあ文字を打ち込むのが億劫になってきました。弱い人間だ。

 

午後からのことです。城ヶ島に行きました。とんでもない強風で船も時間短縮、そして城ヶ島へ渡る橋も強風通行注意、となっていました。

僕は大興奮でしたが母は早く帰りたかったようです。風が強く岩場で体が持っていかれそうだったと。僕はバスケで体幹はある程度鍛えているつもりだったので平気で写真撮りまくっていましたが確かに過酷と言えば過酷な環境でした。ここで岩の名前なんかをパパパっという事が出来たら格好良かったと思いますが僕はまだその域には達していませんでしたからまあ、成長のし甲斐があるという事で。

周りの若者が自撮りなんかをして上っ面だけ楽しんでいる中で僕は恐らく波による浸食をうけた岩を見たり(有名な馬の背洞門には行けませんでしたが、、、)砂岩と泥岩が互いに広がっている層を見たり花を見たりカニを見たりひとりでバカみたいに写真を撮りまくっていました。予定では10分くらいいれればいいかな、という感じでしたが結局何十分も滞在してしまいました。それでも足りないくらい。とにかくまた行きたいです。

 

疲れたのでもう終わり。久しぶりの家族のお出かけでした。

部屋に引き籠ってyoutube見たり旅の予定たてたり家族と物理的な距離は近いのに心の距離は遠い、そういう状態が続いていました。ご飯を作ってくれて、養ってくれて、私立の学費クソ高い学校にも通わせてくれる。時にはそんな家族に感謝を伝える機会があってもいいはずです。一方的にいろいろやってもらって僕はただ、だらけているだけ。少し心苦しくなってしまいました。

勤労感謝の日。なぜポコンと一日、設けられているんだろう。振り返るとそんなことを考えることができる一日でした。今年最後の休日、僕なりにいい過ごし方ができたかな、と思います。

 

それではありがとうございました。